2010年 01月 02日
デローザ ネオプリマートを選んだ訳 |
DE ROSAという自転車を知ったのは数年前偶然街走っているのを見かけた時です。
イカツイロードバイクにハートのマーク。
なんかカッコイイ!と思いました。
色々自転車屋さんやネットで調べるとそれは「恐ろしいくらい高い自転車」である事が判明。
しかもフレーム売り。
欲しいけど絶対手の届かないシロモノであるなあ・・と認識してました。
結婚を控え、結婚資金にと今までの貯金をおろした際、悪魔が囁きました。
「今乗ってるMTBよりロードが欲しくなってるんだろう?今ならアレを買ってもいいんじゃないか?」
「昔から欲しかったんだろう?独身最後の買い物だぞ・・・」
「イイモノを買っておけば末永く使えるではないか・・・」
「お金ならあるじゃないか?それくらい使っても結婚には影響ないぞ・・・MTB売って足しにしたらいいじゃないか・・・」
あっさりと悪魔の言う事を聞き、DE ROSA購入へと踏み切ったわけでした。
何故、クロモリのNEO PRIMATOを選んだのか?
一つは飽きが来なさそうだったから。
なんか、飽きが来ず長い期間乗れそうだと思ったからです。
二つ目はどこに乗っていっても絵になるし、服装も選ばないと思ったからです。
街でも山でもどこに乗って行っても違和感がないし、服装もロードスタイルから普段着まで対応する乗り物だと思ったからです。
(実際は山ばかり行ってますが・・)
三つ目は速い遅いとかが関係ないバイクではないか?と思ったからです。
なんせ、クロモリフレームなんで・・
ゆっくり流してもいいし、速く走ってもよい。
速く走ると言う事に拘らない乗り物と思いました。
四つ目はクロモリに乗ったら鍛えられるのではないか?と思ったからです
速い遅いは自転車の性能よりもやはり乗り手の要因が決定的でしょう・・・
1000馬力級のエンジンを積み、軽量化にこだわった零戦が、重いけど2000馬力級のエンジンを積んだアメリカの戦闘機に速度や上昇力、急降下性能で歯が立たなかったのと同じでやはり乗り手の馬力の差の違いは決定的です。
クロモリフレームで鍛え、カーボンバイクを抜いたらカッコイイんじゃないかな、など思いました。
三つ目の理由と矛盾してますが・・
以上の理由で今家にコイツがいる訳です。
漕ぎ出しは重いかも知れませんが30キロまであっと言う間に出ますし、40キロ巡航も可能。
しかも安定感がある。
ヒルクライムでは重いかもしれませんが、乗り手を鍛えたらいいだけの事。
だって昔のロードはすべてクロモリだった訳で。
と言う訳でネオプリオマートを乗りこなすため、結果はどうあれ、遅いながらも山登りをして鍛えようとしていますです・・・
自転車に乗る理由は人それぞれ。
遠くまで行く事に重点を置く人、レース重視の人、コレクター趣味のある人、健康志向の人・・・
私はこういった理由でこの自転車を選びました。
ロードのいい所は速く、遠くまで行ける所。また、自分自身との対話も出来る所。
街乗りや輪行にはちと不便ですが、それはブロンプトンの守備範囲。
自転車に色んな形があるのはそれぞれ用途がある訳ですから・・・
by funa9934
| 2010-01-02 22:25
| 自転車全般